気づいても遅いのである。後世に多大の負債を残したのである。
既にルビコン河は渡ってしまったのである。
温暖化問題について、我々は同じ轍を踏まないように通いしなければならない。
温暖化はエネルギー問題と密接に関係する。温暖化抑制はエネルギー消費量の抑制次第である。
この二つが相関関係にあることは理解できても、具体的な目安がなければ、消費抑制のための計画が立てられない。そこで、参考になるのが、『科学的思考とは何か』が示唆する次のものである。
1980年代半ばのエネルギー消費量の60倍が一つの危険レベルである。

日本は既に世界平均の70倍のエネルギー消費を超えていた。
我々は既に限界質量を超えて進化を続けていると考えることもできる。このことを肝に銘じ、エネルギー問題を気候変動・環境問題と関連付け、考えなければならない。
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(6)核燃料サイクル (1/4ページ)
日本の原子力政策の中核をなす「核燃料サイクル」が岐路に立たされている。中核施設である「再処理工場」はトラブル続きで完成がたびたび延期され、高速増殖炉も実用化のめどが立たない。ただ、エネルギー資源に乏しいわが国にとって、原子力を「準国産エネルギー」として活用できる核燃料サイクルは、エネルギー安全保障上、欠かせない。余剰のプルトニウムを持たないという核拡散防止のためにも、サイクルを完成させる必要がある。
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(6)核燃料サイクル (2/4ページ)
再処理工場の完成は、原発の再稼働にも欠かせない。日本原燃や全国の原発の貯蔵プールで保管できる使用済み核燃料の量は限られ、再処理工場が稼働しないままでは原発が再稼働しても数年後には再び運転停止に追い込まれる恐れがあるからだ。再処理工場が稼働すれば、年間800ト...
2014年04月30日
[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(6)核燃料サイクル (3/4ページ)

■原子力協定の改定にも影響 プルトニウムの利用が進まず、核燃料サイクルが順調に進んでいないことは、2018(平成30)年に満期を迎える日米原子力協定の改定にも影響を与えることが懸念されている。日本は非核保有国の中で唯一、使用済み核燃料の再処理が認められてい...
2014年04月30日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(6)核燃料サイクル (4/4ページ)

【用語解説】核燃料サイクル 資源の有効利用を狙いに、原発で発生する使用済み核燃料を再処理してプルトニウムやウランを取り出し、原発の燃料として再び利用するエネルギー政策。当初は高速増殖炉を中核とする計画だったが、相次ぐ事故やトラブルで開発が難航。代わって、取り...
2014年04月30日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(5)最終処分場 (1/4ページ)

■国主導で候補地選定 原子力発電所から出る使用済み核燃料を最終的にどうするのか。これは原発を利用する各国共通の大きな悩みだ。日本では最終処分場の候補地をめぐり、自治体からの公募を前提としてきたが、調査さえ実施できない状況が続く。だが、日本原燃の再処理工場や...
2014年04月16日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(5)最終処分場 (2/4ページ)

政府は昨年12月17日、首相官邸で「最終処分関係閣僚会議」の初会合を開き、最終処分場の選定方法を自治体が応募する従来方式から国が候補地を示す方式へ切り替えるとの方針を正式に決定。菅義偉(すが・よしひで)官房長官は「問題を将来世代に先送りせず、関係行政機関が連...
2014年04月16日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(6)核燃料サイクル (3/4ページ)
■原子力協定の改定にも影響 プルトニウムの利用が進まず、核燃料サイクルが順調に進んでいないことは、2018(平成30)年に満期を迎える日米原子力協定の改定にも影響を与えることが懸念されている。日本は非核保有国の中で唯一、使用済み核燃料の再処理が認められてい...
2014年04月30日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(6)核燃料サイクル (4/4ページ)
【用語解説】核燃料サイクル 資源の有効利用を狙いに、原発で発生する使用済み核燃料を再処理してプルトニウムやウランを取り出し、原発の燃料として再び利用するエネルギー政策。当初は高速増殖炉を中核とする計画だったが、相次ぐ事故やトラブルで開発が難航。代わって、取り...
2014年04月30日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(5)最終処分場 (1/4ページ)
■国主導で候補地選定 原子力発電所から出る使用済み核燃料を最終的にどうするのか。これは原発を利用する各国共通の大きな悩みだ。日本では最終処分場の候補地をめぐり、自治体からの公募を前提としてきたが、調査さえ実施できない状況が続く。だが、日本原燃の再処理工場や...
2014年04月16日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(5)最終処分場 (2/4ページ)
政府は昨年12月17日、首相官邸で「最終処分関係閣僚会議」の初会合を開き、最終処分場の選定方法を自治体が応募する従来方式から国が候補地を示す方式へ切り替えるとの方針を正式に決定。菅義偉(すが・よしひで)官房長官は「問題を将来世代に先送りせず、関係行政機関が連...
2014年04月16日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(5)最終処分場 (3/4ページ)
◇ ■短いもので数年 貯蔵容量が限界「原発安定稼働」へ急務 使用済み核燃料は現在、全国各地の原発や日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)に貯蔵されている。その量は合計1万7000トンを超え、貯蔵能力は限界...
2014年04月16日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(5)最終処分場 (4/4ページ)
原発が再稼働した場合、貯蔵容量が満杯になるまでの期間は、最も短い九州電力玄海原発(佐賀県)で3年、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)と日本原子力発電東海第2原発(茨城県)が3年1カ月。10年以上の貯蔵容量があるのは北海道電力泊原発(北海道)など4原発だけだ。 ...
2014年04月16日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(4)再生エネの実力 (1/4ページ)
□不安定で高コスト 原発の稼働停止が続く中、環境負荷の低い代替エネルギーとして、太陽光、風力などの再生可能エネルギーへの期待が高まっている。発電した電気の買い取りを電力会社に義務付ける固定価格買い取り制度を追い風に、再生エネの設備容量は平成24年7月の制度...
2014年04月02日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(4)再生エネの実力 (2/4ページ)
ただ、あまりに太陽光に偏重しているため、政府は是正に着手。4月からは、太陽光の買い取り価格を2年連続で引き下げる一方、洋上風力に新たな価格枠を設け、再生エネの柱に育てようとしている。政府は海に浮かぶ「浮体式」に期待しており、福島県楢葉町の沖合など全国4カ所で...
2014年04月02日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(4)再生エネの実力 (3/4ページ)
太陽光は雨や夜間では発電できず、風力は風の強弱に左右される。こうした発電の不安定さも弱点で、日本総研の藤波匠主任研究員は「原発や火力に代わり、国内の2割程度の発電を担う主要電源に育つのは難しい」と指摘している。 ◇ ■...
2014年04月02日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(4)再生エネの実力 (4/4ページ)
◇ 【用語解説】固定価格買い取り制度 再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)で発電された電力を、電力会社が決まった価格(固定価格)で一定期間買い取ることを国が義務付けた制度。再生エネの普及のため、平成...
2014年04月02日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(3)環境負荷の増大 (1/4ページ)
■削減目標、大きく後退 日本の温室効果ガスの排出量が増えている。発電時に二酸化炭素(CO2)を出さない原発の稼働が止まっているためだ。再稼働の時期も見通せず、政府は温室効果ガスの削減目標を引き下げざるを得なくなっている。昨年11月には、従来より後退した削減...
2014年03月19日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(3)環境負荷の増大 (2/4ページ)
日本政府は批判を和らげようと、同時に3年間で官民合わせ計160億ドル(約1兆6000億円)の途上国支援を進める計画を発表したものの、各国の関心は高まらなかったという。国際社会から、日本の温暖化対策が大きく後退したと受け取られた格好だ。 政府は、月内にも「エ...
2014年03月19日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(3)環境負荷の増大 (3/4ページ)
■火力依存 国内CO2の排出増加 日本の温室効果ガスの排出量は、直近ではリーマン・ショック後の生産減少の影響があった2009年度を底に増加が続いている。環境省によると、12年度の排出量(速報値)は前年度比2.5%増の13億4100万トンとなり、3年連続で前...
2014年03月19日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(3)環境負荷の増大 (4/4ページ)
CO2など温室効果ガスの増加は、地球温暖化の原因になるとされる。18世紀の産業革命以降、化石燃料の使用が増え、世界全体で温暖化が進んだのと並行し、日本もこの100年で年平均気温が1.15度上昇した。昨夏には、高知県四万十市で41度という日本の観測史上最高の気...
2014年03月19日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(2)日本経済の打撃 (1/4ページ)
■原発ゼロ GDP損失86兆円 原発の稼働停止が長期化することによる日本経済への打撃が心配されている。液化天然ガス(LNG)など火力用燃料の輸入コストがかさんで電気料金が値上がりし、個人消費や企業の設備投資が冷え込む恐れがあるためだ。政府は先月25日、原発...
2014年03月05日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(2)日本経済の打撃 (2/4ページ)
原子力規制委員会は再稼働に向け安全審査を実施しているが、実際の稼働時期は見通せておらず、経済同友会の長谷川閑史代表幹事は1月の会見で、「電気料金の再値上げは、勢いがつきつつある日本経済に好ましくない」と原発の早期稼働を訴えた。新日鉄住金グループの電炉メーカー...
2014年03月05日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(2)日本経済の打撃 (3/4ページ)
一方、日本エネルギー経済研究所(東京都中央区)は、原発を再稼働した場合にどの程度GDPが押し上げられるかを試算した。26年度末の原発稼働数を(1)6基(2)16基(3)22基-の3パターンで試算したところ、同年度のGDPは、(2)は(1)より0.13%、(3...
2014年03月05日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(2)日本経済の打撃 (4/4ページ)
操業短縮や人員削減は雇用の悪化につながり、個人消費も萎縮させる要因になる。電力中央研究所は、原発ゼロが続いた場合と、平成22年の原子力発電量の半分が回復する「標準ケース」について、42年時点の雇用環境を試算した。それによると、原発ゼロの場合、国内の就業者数は...
2014年03月05日[ 国内 ]
エネルギー問題で櫻井よしこ氏講演
...討議する「日本のために今~エネルギーを考える」と題したシンポジウムを開催した。 ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「日本の針路とエネルギーの未来」をテーマに基調講演。原子力発電所は必要との認識を示し、「科学的マインドと人間のひだ、感情に目配りした日本独特のエネ...
2014年02月20日[ 話題 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(1)料金値上げの影響 (1/4ページ)
■懸念強まる産業空洞化 日本の電力供給が危機に陥っている。原発に対する国民の不信感は払拭されておらず、原発再稼働の遅れにより、料金の値上げだけでなく、安定供給にも支障が生じている。エネルギー安全保障の面でも問題を抱えたままだ。こうした日本の電力をめぐる現状...
2014年02月19日[ 話題 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(1)料金値上げの影響 (2/4ページ)
日本経済への影響の中でも、とくに懸念されるのは産業の空洞化だ。電気料金の上昇で国内生産を縮小し、海外に工場を移転する動きが加速する恐れがあるからだ。アベノミクスによる金融緩和で超円高は修正されたが、電気料金引き上げが国内生産の新たなハードルになりつつある。こ...
2014年02月19日[ 話題 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(1)料金値上げの影響 (3/4ページ)
■自由化に遅れ…国際的に割高水準 国際的にみても日本の電気料金は割高な水準にある。日本の1キロワット時当たりの電気料金は家庭用が22.1円、産業用が15.5円。電力自由化の遅れに加え、火力発電向けLNGなどの輸入コスト増大が料金を押し上げている。 国際エ...
2014年02月19日[ 話題 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 電力危機の真実(1)料金値上げの影響 (4/4ページ)
【用語解説】電気料金 電力会社と契約している電流量などの大きさで決まる「基本料金」と、実際に使った電力量によって額が上下する「電力量料金」などで構成する。これらは発電全体のコストを料金に転嫁する総括原価をもとに算出する。この料金は、燃料費の変動を反映する「燃...
2014年02月19日[ 話題 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-2) (1/4ページ)
□評論家 西部邁氏 ■新技術に伴う「危険と危機」 原発をやめるかどうか目先の視点での議論が多いけど、私はまず文明論的な視野をもって考えるべきと言いたいですね。原発といえどもテクノロジーの一つにすぎない。その点では自動車とか家電、医療技術と同じです。新しい...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-2) (2/4ページ)
原発支持派は「より安全で豊かな生活ができる」と言い、反対派は「危険であり有害」と主張します。物事はそれほど単純ではなく、原発は世界の情勢とも連動している微妙な側面もあります。原発から即座に撤退すべきとの主張には簡単に飛びつかず、慎重にすべきだと思います。 ...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-2) (3/4ページ)
原子力は準国産エネルギーです。原子力の平和利用、核の不拡散という観点からも日本の果たすべき役割は大きく、日本が原子力技術を持ち続けることに米国は大きな期待を寄せ、途上国も日本の技術に強い関心があります。原発を持つことで石油やガスなどの価格交渉も有利に進められ...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-2) (4/4ページ)
現在起こっているシェールガス革命により、埋蔵量豊富な米国は、中東からの原油輸入を今後縮小していく可能性があります。当然、海上輸送路を含めたこの地域の軍事的関与も低下させていくことになります。一方、経済発展で大量のエネルギー確保を迫られる中国はその逆の道を取る...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-1) (1/6ページ)
... 「日本のために今~エネルギーを考える~」と題したキャンペーンを展開いたします。この中では、フジサンケイグループの各メディアと連携して立体的な議論の基軸を発信していく予定です。今回は本キャンペーンのサポートをしてもらう8人の有識者にメッセージをいただきました。...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-1) (2/6ページ)
日本が原発を使い続けていくためには、原発に関してのさまざまな誤解や必要以上の恐れを解決しなければなりません。放射能への恐れがあれば、放射能についての正しい知識を伝えていかなければなりません。例えば医療をはじめ、日常生活のいろいろなところで放射線が使われていま...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-1) (3/6ページ)
□北海道大学大学院工学研究院教授 奈良林直氏 ■「第2のウクライナ」大きな懸念 アベノミクスで経済は上向きになっていますが、毎年数兆円もの日本の富が海外に流出し続けることは、実体経済としてアベノミクスの足を引っ張ることになります。アメリカのオバマ大統領が...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-1) (4/6ページ)
□元衆議院議員 与謝野馨氏 ■理性と科学を高めることが責任 人は簡単に「自分は反原発です」と言います。別の人は「原発がなければ何もかもはじまらない」といいます。どのように考えたらよいのでしょうか。 われわれの世代は、電気はスイッチをひねればむこうからや...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-1) (5/6ページ)
人間の理性は原子核を操作し、エネルギーを取り出しました。私は人間の理性と科学が原子力を人間のコントロールの下におき、平和利用を通じて未来の人類の繁栄に役立てていくと信じています。理性と科学を高めることこそ将来への最大の責任です。日本人はその責任から逃げてはい...
2014年02月08日[ 国内 ]
日本のために今~エネルギーを考える~ 有識者に聞く(2-1) (6/6ページ)
日本の再生には、福島の復興が必要です。国道6号や県道に苗木を植え、2万本の桜を咲かせる「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」をスタートさせました。子供たちが家族とともに幸せに暮らせる桜の街をぜひ実現したいと思います。...
2014年02月08日[ 国内 ]

0 件のコメント:
コメントを投稿